ミカンの樹の下は草刈りが年中必要なので、春夏秋冬、草刈りをしながら蜘蛛のシャワーか蜘蛛の流れ星を浴びています。
蜘蛛シャワーと蜘蛛流れ星に震え上がるどころか今では作業用帽子のツバから(あるいはツバへと)スルスル流れる姿に「ミカンの天上へお戻りよ」と頭をゆさゆさと葉の茂みに近づけるまでに対応が変わったんですから、慣れって本当に凄いでんがな♪
蜘蛛の貢献度はもっともっと過大評価されるべきだと思います。
そんな素晴らしき蜘蛛だらけの当畑、蜘蛛だらけのミカン場所。
ミカン収穫時はミカン以外のいろんな連中が引っかかってくれるんですけど、久々に大きくニヤけた光景がこちら。
おそらく、蜘蛛の卵のうだろうと推測できるまでには成長できている小作人。
持ち帰って調べようと、ひとまず“わかり易い所”に置いてしまったのが脇の甘いところで成長不足ひとしお。見事に見失ってしまいました。
少ないながらもこれらの画像を元に検索すれば、コガネグモの卵のうのようです。
コガネグモの産卵と孵化までの時期は7月~10月で、冬までには孵化するのでこの卵のうはお役目果たしたあとだった模様。
コガネグモはひとつの卵のうから誕生する子グモが約1000頭らしいので、カマキリに続いて蜘蛛の孵化にもお目にかかりたいなと思っています。
夏秋は蜘蛛の観察に余裕が持てるか難しいところですが、蜘蛛の孵化目撃は目標の一つであります。