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★ かくれん坊  アワノ様の場合。

少し前の朝4時の薄明かりは今は4:30頃になり、夕方19時半頃の薄暗闇は18時半頃になりました。日が短くなっていきますね。

今朝は約4時間、トウモロコシ場所での作業となりました。

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近い未来の無敵農兵ハラビロカマキリ(幼齢)、今はトウモロコシ場所も天敵だらけかな。

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食べるって大変ですよね…と心を通わせ合えていることにして、黙々とアワノメイガを狩る作業。

トウモロコシを食べ終えるまではトウモロコシのための情熱を絶やさないぞ!という心意気なんぞ消し去りたくなる衝動を電力にできる発電装置が欲しい。

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アワノメイガの蛹と幼虫をたくさんたくさんたくさんほじり潰しました。

蛹が多い多い。

先日のホジホジをしていなかったらもっとたくさんいただろうにと少しでも気持ちを荒ぶらせない思考を用意しても虚しさ満杯で笑うしかない。

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青かろうが枯れていようが節付近じゃなかろうが、茎の各階で忍び待機のアワノメイガ。

アワノメイガがいない本数は3本あるかないかだったと思います(約180本のうち)。

トウモロコシは一株につき収穫はたったの一本。アワノメイガは一株につき…何百匹暮らしでしょうね。

途中、アワノメイガらしき蛾二匹を空中キャッチで捻り潰しましたが、アワノメイガだったかどうか判別できないほどの潰れようだったので、だいぶ気持ちが荒ぶっていた模様。

アワノメイガホジホジの後はコガネムシ族をたくさんたくさんたくさん捕獲して(捕獲溜の様子の写真を撮ろうか…やめておこうか…と6秒も迷いました)、トウモロコシ場所全体を寒冷沙で覆う作業を完了し、やっとこさトウモロコシ場所から離れることができました。

実は昨日、トウモロコシ辺りから離れていた隙にカラス7〜8羽がトウモロコシを視察兼弄りに来ました(間一髪で荒らし未遂)。様子見役のチャラい1羽じゃなく、もうそろそろな本気伺いに参られたカラスたちの姿に憤怒な悪寒に襲われたので、一夜明けてすぐにトウモロコシに防御膜を施しました。

こちらが「もうそろそろだな♪」と感じたと同時に出現するカラスたちを思うと体内のどこかが燃える燃える。カラスへのワナワナワナワナな熱量を電力にする発電装置が欲しい。

コガネムシ族に3分の2ほど食べられたトウモロコシを5本いただきました。

美味しかったです。あとほんのもう少しだけ待ちたいところ。

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今朝のアワノメイガホジホジで逃れた成虫アワノメイガもカマキリやアシナガバチに狩り去っていただきたい所存。

★ カノコガ。

ゆるい速度でひらひらと蝶のように舞う蛾、カノコガ(Amata fortunei)。

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すっきりしたデザインですね。

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幼虫の姿の面影は頭の後ろの黒いモサふわ毛かな。

幼虫にもお目にかかりたいけど気づくことは難しそうな予感。

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黒色と思いきや、翅の紫色と藍色のかすかな複雑さが洒落てます。

数日にわたり滞在していたのですが、ある日のこの姿にニンマリしました。

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カノコガはお相手のカノコガを待っていたのね。

スイスチャード場所だとかなり目立つカノコガたちでした。

★ モモスズメ。

アシナガバチが幼虫ナミアゲハをこまめに狩ってくれているおかげで物寂しい山椒の木の芽。

昨日の朝もナミアゲハ蝶の舞鑑賞とともに木の芽に目をやると、大きな枯葉が引っかかっているかのように見えた瞬間に目が覚めました。

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枯葉ではなく立派な蛾たちでした。

静かに写真を撮らせてくれたので識別も難なくでき、こちらはご満悦。

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彼らの名はモモスズメ(Marumba gaschkewitschii)。

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シンクロナイズドモスリング。

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今、どんな気持ちでっか? 今、何を考えてまっか? 腕、しびれてたりする?

程よい緊張感のなか構え合いつつが楽しい虫時間。

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モモスズメも幼虫の姿はとんがり帽子風イモムシで面白いのでいつかお目にかかれたらいいなと思います。

ポケットサイズの昆虫図鑑の“目撃済み印”が少しずつ増えていくのが楽しい日々です。

★ イチジクヒトリモドキ 成虫。

こちらはこれっぽっちもワクワクしない『湧く枠祭り』が開催されるイチジクの葉のイチジクヒトリモドキ幼虫のワクワク賑わっている様子は今まで幾度か投稿してきました。

成虫を見かける瞬間もありましたが素早い逃避行の連続で今まで姿を撮らえることができずでいましたが、数日前に写真を撮ることができました。

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ミカンの樹沿いのネットに一時停止していたイチジクヒトリモドキ。

どちらかというとミカン、キンカン、ビワ類を彷彿とさせる色味デザインかな。

『湧く枠祭り』2期決定を知らされた気分…。

写真を撮れたがために今回も捕獲し損ねたので後悔しました。

この時期に見かけるカマキリたちはまだ5センチあるかないかなので成虫イチジクヒトリモドキを狩るのは少し困難なのかな。真面目にカマキリに訊きたいところです。

一夜明け、成虫イチジクヒトリモドキが憩っていた場所には、

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セミが卒業しておりました。

雨のたびに鳴き声の騒音量が高まっていきますね。

★ キイロスズメの幼虫。

ひと昔前なら白目むいて悪寒色の泡を吹いたはずの存在、イモムシ。

今でも身の毛がよだつイモムシも多数いますが、叡智のさざ波から激浪までをも体感させてくれるイモムシも少なくないと畑に教わり今もなお、好き苦手発見中の昨日の早朝の庭にて。

目線を下げた位置にあるツツジに、ムッチリと目立つ子がおりました。

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この状態でおよそ7cmのイモムシ。

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高級呉服店にある、物理的にも経済的にも手が届かないように展示されている一級品のよう。

なんと美しい。

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レッツまじまじ・マジ観察をショートタイム版で。

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もしやイモムシ界のマーメイドかな。

誰かが申し訳程度に書き込んだかのようなつぶら過ぎる目が表情豊か。

雨降る前は野良作業もたっぷりで、特に昨日は草刈り全力疾走だったのでゆっくり戯れそうなお昼頃まではそこでじっとしててくださいとお願いしましたが、6時間後に戻ってみたらやはり食草がツツジではなかったようでツツジに姿はなく…。探索は一度諦めて、写真画像で識別に専念した結果(尾角がちょこんと出ている幼虫は蛾族)、

キイロスズメと判明。

判明すると再会願望熱が沸騰したのでもう一度ツツジ周辺を探したところ、

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ツツジから落っこち彷徨っていたキイロスズメに会えました。

透き通った海色が美しい。

重要なのは食草です。キイロスズメの食草はヤマノイモ科。

今になって庭にあるヤマノイモ科に注目することになるとは…どれだけ植物に無関心だったかを思い知る日々です(笑)。

ヤマノイモ科の植物を検索するとどれも似たような葉ばかりで、庭にも似たような葉ばかりでこりゃまいったなとしばし意気消沈するも、ちょと待てよ…と気付きました。

ナガイモもしくはヤマノイモはツツジ周囲に自生してツツジに絡みまくっていたぞ!と。

しかも先日(何日前か思いだせない…)、全体的に生い茂った庭の雑草伐採時にツツジ界隈のナガイモもしくはヤマノイモを一掃してしまっていた…。そのせいで食住を失いツツジを彷徨っていたのか……。

とても大きな罪悪感に駆られた昨日のお昼時。

ナガイモかヤマノイモかの判明は花や他の特徴を要観察なのですが、決め手となったのは「むかご(零余子)です。

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片隅のさらに片隅にかろうじて残っていたナガイモもしくはヤマノイモと、足元に散り残っていたむかご。

ヤマノイモ科とむかごについて若干の知識を身につけた♪と小さく感動していたら、さらに小さな存在の、

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キイロスズメが暮らしていた! 下がツツジ彷徨いキイロスズメ。

先住後輩キイロスズメは何齢かな?ツツジ彷徨いキイロスズメは終齢…だと思いたい大きさ(笑)。

しっぽの尾角がかなり違うところが興味深い。何のためにこんなに違うのか。

茎も紫がかっているからヤマノイモじゃなくてナガイモなのかな?

無知がゆえの疑問が尽きませんが、とにかく食草が見つかってよかった!

と言っても彼らが満足できそうなツルっぷりとは言えず…なんとかやり過ごして欲しいところです。

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さぁ、君も後輩ちゃんのように食住どうぞと移住完了してすぐさま、

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「ムシャシャシャシャシャシャっ(×繰り返し)」

……お腹ペッッコペコだった模様。そりゃそうだわな。

先住後輩ちゃんの食草がなくなりゃしないかちょっと心配になる食べっぷりでしたが、雨の今朝、様子を見に行ってみると、先住後輩ちゃんの姿はありましたがツツジ彷徨いキイロスズメの姿は見当たらず。

無事に蛹になるため旅立ってくれていたなら御の字ですが…。

ナガイモとヤマノイモの開花期は7〜8月。

間も無くですが、ナガイモなのかヤマノイモなのか見分ける諸々観察を「あっちゃ・いっけね・そういえば」と忘れそうな気がしてなりません。

ぞんざいな扱いをしていたヤマノイモ科のナガイモもしくはヤマノイモを食草とする美しいイモムシ「キイロスズメ」としばしの時を共にした週のはじまりでございました。

 

★ トビモンオオエダシャク。

枇杷はモンクロシャチホコに好かれることを学んだ昨年10月末(日記)。

そして今季の収穫中にお目にかかれた芋虫トビモンオオエダシャク。

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枝擬態が天才的なので今まで気付かずだったかもと思うと寒気が(でも蒸し暑い)。

ところがこのトビモンオオエダシャク、お顔が面白くてですね…。

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トビモンオオエダシャクの大きな特徴は斜め顔でも伝わるはず。

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この大きな猫耳。猫のよう。

そう気付くと急に可愛く見えてきます。モンクロシャチホコは苦手ですがトビモンオオエダシャクは可愛らしいと思えるはめに。

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トビモンオオエダシャクという名はなかなか覚えられそうにない予感。

しばし虫かごにてトビモンオオエダシャクの枇杷プリズムはどんなもんかを見てみると、

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渋めで堅実なデザインです。

イモムシハンドブック(安田 守著/文一総合出版)によると数ヶ月かけて成長するそうです。

数ヶ月とはすごいな…。

擬態に懸命で猫耳で大人しめで大きくなるまでに時間がかかる尺取り名人とは…尊さが増します。

トビモンオオエダシャク、枇杷に暮らす猫耳イモムシ中継でした。