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★ キイロスズメの幼虫。

ひと昔前なら白目むいて悪寒色の泡を吹いたはずの存在、イモムシ。

今でも身の毛がよだつイモムシも多数いますが、叡智のさざ波から激浪までをも体感させてくれるイモムシも少なくないと畑に教わり今もなお、好き苦手発見中の昨日の早朝の庭にて。

目線を下げた位置にあるツツジに、ムッチリと目立つ子がおりました。

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この状態でおよそ7cmのイモムシ。

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高級呉服店にある、物理的にも経済的にも手が届かないように展示されている一級品のよう。

なんと美しい。

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レッツまじまじ・マジ観察をショートタイム版で。

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もしやイモムシ界のマーメイドかな。

誰かが申し訳程度に書き込んだかのようなつぶら過ぎる目が表情豊か。

雨降る前は野良作業もたっぷりで、特に昨日は草刈り全力疾走だったのでゆっくり戯れそうなお昼頃まではそこでじっとしててくださいとお願いしましたが、6時間後に戻ってみたらやはり食草がツツジではなかったようでツツジに姿はなく…。探索は一度諦めて、写真画像で識別に専念した結果(尾角がちょこんと出ている幼虫は蛾族)、

キイロスズメと判明。

判明すると再会願望熱が沸騰したのでもう一度ツツジ周辺を探したところ、

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ツツジから落っこち彷徨っていたキイロスズメに会えました。

透き通った海色が美しい。

重要なのは食草です。キイロスズメの食草はヤマノイモ科。

今になって庭にあるヤマノイモ科に注目することになるとは…どれだけ植物に無関心だったかを思い知る日々です(笑)。

ヤマノイモ科の植物を検索するとどれも似たような葉ばかりで、庭にも似たような葉ばかりでこりゃまいったなとしばし意気消沈するも、ちょと待てよ…と気付きました。

ナガイモもしくはヤマノイモはツツジ周囲に自生してツツジに絡みまくっていたぞ!と。

しかも先日(何日前か思いだせない…)、全体的に生い茂った庭の雑草伐採時にツツジ界隈のナガイモもしくはヤマノイモを一掃してしまっていた…。そのせいで食住を失いツツジを彷徨っていたのか……。

とても大きな罪悪感に駆られた昨日のお昼時。

ナガイモかヤマノイモかの判明は花や他の特徴を要観察なのですが、決め手となったのは「むかご(零余子)です。

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片隅のさらに片隅にかろうじて残っていたナガイモもしくはヤマノイモと、足元に散り残っていたむかご。

ヤマノイモ科とむかごについて若干の知識を身につけた♪と小さく感動していたら、さらに小さな存在の、

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キイロスズメが暮らしていた! 下がツツジ彷徨いキイロスズメ。

先住後輩キイロスズメは何齢かな?ツツジ彷徨いキイロスズメは終齢…だと思いたい大きさ(笑)。

しっぽの尾角がかなり違うところが興味深い。何のためにこんなに違うのか。

茎も紫がかっているからヤマノイモじゃなくてナガイモなのかな?

無知がゆえの疑問が尽きませんが、とにかく食草が見つかってよかった!

と言っても彼らが満足できそうなツルっぷりとは言えず…なんとかやり過ごして欲しいところです。

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さぁ、君も後輩ちゃんのように食住どうぞと移住完了してすぐさま、

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「ムシャシャシャシャシャシャっ(×繰り返し)」

……お腹ペッッコペコだった模様。そりゃそうだわな。

先住後輩ちゃんの食草がなくなりゃしないかちょっと心配になる食べっぷりでしたが、雨の今朝、様子を見に行ってみると、先住後輩ちゃんの姿はありましたがツツジ彷徨いキイロスズメの姿は見当たらず。

無事に蛹になるため旅立ってくれていたなら御の字ですが…。

ナガイモとヤマノイモの開花期は7〜8月。

間も無くですが、ナガイモなのかヤマノイモなのか見分ける諸々観察を「あっちゃ・いっけね・そういえば」と忘れそうな気がしてなりません。

ぞんざいな扱いをしていたヤマノイモ科のナガイモもしくはヤマノイモを食草とする美しいイモムシ「キイロスズメ」としばしの時を共にした週のはじまりでございました。