酷暑を乗り切り、枯れ腐らずになんとか生き残ってくれた生姜日誌です。
写真は収穫日の11月21日の様子です。
不作株が多かった分、株の間隔がだいぶん空いちゃいまして。
葉がもっと薄茶色になるのを待っていましたが、突然の寒波による冷害を受けるかもしれない前に収穫しました(収穫後も長らく暖冬でしたが)。
平均して華奢な姿に笑みもこぼれますわな。
豊作と言えない結果ですが、生姜の素晴らしく甘酸っぱい薫りに腹が減るわ鳴るわで。
例えるなら、大空を流れる巨大な雲のかたちをした白飯ベッドで漬物三昧な夢心地。
生姜の収穫時の薫り豊かなエンターテイメントも、唯一無二です。
ここまでが収穫日11月21日の様子です。
そして収穫後に悩みに悩むことが。
春の植え付けのための種生姜にどれだけ&どれを残そうか問題。
けれども今季は少量でみな華奢ときた。
種生姜へ維持するための保管がとっても難しい生姜。
過去の経験も含めて色々に考えた末、今回は種生姜として保持することは諦めました。
実の大きさから、全て腐ってしまうでしょう。
生鮮保管でも腐らせてしまいそうなので、乾燥ショウガチップを作ってみることに。
乾燥チップ決行の日の12月13日の生姜です。端々が干からび始めていました。
乾燥機にセットの様子です。
温風でひたすら水分を飛ばすのみ。
◯◯時間後の生姜がこちら。
小さく笑いました。
そうかそうか、君ら生姜はこうなるんやね。
肝心の風味はどうかと、小さな小さなカケラを口にしたら、生姜、健在!
ちっちゃいチップの力強い主張に嬉しくニヤけてニヤけてふははは。
初の試みはひとまず成功という事で、またひとつ学びました。
冷え込み厳しい日がちゃんと多かった2月にどれだけ使ったことでしょう。
"丁寧な暮らし"とは無縁なわたくし、畑の各種根菜を入れただけの味噌汁にショウガチップひとかけらで腹一杯、身体ぽかぽか♪
ショウガチップ選択に悔いなし。
もっと細かくしてすり鉢で粉末にしても良かったね。
種生姜を買いに走らにゃならんけどもね。
次期、チップも種生姜もどちらもできたなら万々歳ですね。
諦めにゃならんことも多いですが、次の一手へ進まねば、お天道様と季節は待ってくれません!と、野鳥も叫んでおります。
そんなこんなの生姜2021でございました。
日中、暖かですが風が冷たいので、疲労が酷くてもお風呂で芯から温め直して、たっぷりたっぷ〜りの睡眠をとって参りましょう。
睡眠、大切!