予報の雨が降るまでの目標はかぼちゃ、まくわうり(通称まっか)、すいかの定植。
昨日の朝、かぼちゃからはじめたところ、小さな遭遇に大盛り上がり。
色鮮やかな存在が、ちょこん兼ぽつん。
ちょっとちょっと、そこの君、誰かと思えば。
美しのアゲハ蝶、アオスジアゲハ(終齢イモムシ)ではありませんか。
顔を伏せて爆睡かな、安眠できる場所ではないんやけども…。
蛹になるための安寧の仮住まい探しの旅、どれだけの長い道のりを歩き続けたかはわからんが、この場所はちとまずい。
ムクドリらに食べられちゃうよ?(マルチに穴が開いちゃう可能性を危惧)
ということで、近くの雑木に避難させました。
畑でよく見られるのがミカン科(ミカン、キンカン、山椒、レモンなど)を食草とするナミアゲハと、セリ科(ニンジン、パセリ、セリなど)を食草とするキアゲハです。
アオスジアゲハのイモムシの食草はクスノキ科です。
成虫のアオスジアゲハはよく見かけますが、イモムシは稀なので嬉しさひとしお。
アオスジアゲハへの小さな大盛り上がりを経て、
かぼちゃを定植し、
マクワウリを定植し、
すいかの定植を終えました。
ウリ科が食草のウリハムシをぶちぶち潰しながら、目標達成。
これはかぼちゃ。
本日6月4日は虫の日。
虫を毛嫌いしていたのに虫を愛でるまでに変わってしまえたのは、畑で連発する小さな小さな大盛り上がりが要因です。
これほどまでにミステリアスでドラマチックでなかったら、今もなお虫を毛嫌いしていたかもしれません。
指先が橙色に染まるほどにウリハムシを潰したり、アゲハ蝶のイモムシに笑みを向けるほどには変わってしまえるんですから、畑という虫だらけの現場は恐ろしや。
良き塩梅の雨でありますように。
カボチャとマッカとスイカとアオスジアゲハ日誌にて。